ネロネロストーリー 4

この物語は ペットが飼い主を守る感動のストーリーのつもりです[犬][るんるん]

僕は久美ちゃんと一緒に目がさめた。2月の早朝は肌が突き刺さるように冷たい!
暖房が無い部屋にお鍋にお湯を沸かす音がシュウシュウとして白い蒸気が狭い部屋を
暖かくしてくれる。「ネロタンご飯にしょうね」と言って食パンを半分切ってくれた。
この子は僕が居なかったらきっと1枚食べていたんだろうなぁ〜と思うと上目づかいに
ごめんねと心で謝った。「今日はアルバイトだからネロタンまだ健康じゃないし連れて行くね」
と言って僕の首に可愛いブルーのリボンをむすんでくれた。僕は髪がもしゃもしゃでグレーか黒か分からないぐらい汚れていた。アルバイト先まで歩いて20分。その間に公園があり獣医さんもあった。
5kg位ある僕を大切に抱いて歩いてくれた。僕はなんて幸せなんだろう!後五分この事合えなかったら僕は
きっと死んでいたかもしれない!