僕はおもちゃが大好きです。
特にプーさんは僕の分身かな?
ピカチューは飼い主様が時々指を入れてき「カメハメハ」をして襲ってくるので一寸苦手かな。
ネロネロのストーリー9
久美ちゃんと共同生活を始めて2ヶ月がたった。
お花屋さんでの僕のポストは「看板犬」として一日何百回とお客さんに撫でられて頭の毛が
すり減りそうだ! 僕の隣に飾ってあるブーケはあっと言う間に売れて行く!
長い舌を横からペロリと出して可愛いお洋服を着せられて人間様が見たら誰でも「かわいい!」
って言うでしょう!僕は洋服が嫌いでしょうがない。なぜか服を着せられると「あくび」が出る。
ブーケを売るため!久美ちゃんのため!でも久美ちゃんは、アパートに帰る道必ず服を脱がしてくれる。
そして必ずこう言うんだ!「ネロっち疲れたでしょう?お洋服脱がしてあげるね♪」
僕は「わ〜ん」って吠えるんだよ!そんな訳で僕はこの町では結構有名なワンチャンに
なってしまった。お花を買わない人や、わざわざ電車に乗って見に来る。
僕は久美チャンが喜んでくれたら良いと思ってやったのに
今ではお花屋さんが一番喜んでいるみたい。でも久美チャンの短時間アルバイトから
8時間働ける様になったので収入も増えたし〜〜まあいいか!
最初は僕がいつも久美チャンに感謝していたのに今では久美チャンが僕に
「ネロッチありがとう」といつも言うので悲しくなる。
僕は久美チャンに感謝しながら生きて行きたいんだよ。